ニュース 運輸 作成日:2011年2月8日_記事番号:T00028059
宜蘭県と花蓮県を結ぶ幹線道路、蘇花公路(蘇澳~花蓮)の改良工事が1月29日着工した。2017年の全線開通を見込む。同道路の改良をめぐっては、20年前の蘇花高速道路建設計画以降、環境団体の反対で難航してきたが、昨年11月、行政院環境保護署(環保署)が生態系への影響に対し観察を継続するなど条件付きで着工を認可していた。1月30日付経済日報が伝えた。
蘇花公路の改良工事は全長38.4キロメートルで、総工費は492億台湾元(約1,400億円)。工事は、北から蘇澳〜東澳(9.8キロ)、南澳〜和平(20キロ)、和平〜大清水(8.6キロ)の3区間に分けて行われる。最初に南澳〜和平区間の最南部に位置する和平渓での架橋工事から着手し、14年5月の完工を見込む。
開通後、蘇澳~花蓮は45分に短縮され、東部観光産業への経済効果は476億元に上ると推定される。
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