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太陽光発電の買電価格、入札方式に移行【表】


ニュース その他製造 作成日:2011年2月8日_記事番号:T00028062

太陽光発電の買電価格、入札方式に移行【表】

 経済部はこのほど、今年契約を結んだ太陽光発電業者からの買電価格を一定の価格範囲内で入札によって決定する方式に移行することを決定した。1月29日付工商時報が伝えた。

 2011年度の買電価格変動幅は、発電量によって1キロワット時(kWh)当たり7.3297~10.3185台湾元(約21〜29円)となり、この範囲内で入札により決定することになる。買電価格は昨年と比較すると、平均で30%引き下げられる。また、発電量が大きいほど、買電単価は安くなる。

 このほか、昨年は太陽光発電による売電申請が殺到したことから、今年は新規申請の上限を70メガワット(MW)とする総量規制も導入する。うち10MWが家庭用に優先配分されるため、発電業者への割り当ては60MWとなる。

 一方、昨年12月17日以前に台湾電力と契約した発電業者は、太陽光発電設備が2月末までに完成した場合に限り、昨年度の買電価格が適用される。

 今年第1期の入札は15MW分を予定しており、4月末までに入札手続きを終える予定だ。