ニュース 電子 作成日:2011年2月8日_記事番号:T00028073
鴻海科技集団(フォックスコン)の郭台銘董事長は1月30日、傘下の液晶パネル大手、奇美電子(チーメイ・イノルックス)のタッチパネル事業を年内にも分離し、新会社を設立する方針を明らかにした。1月31日付経済日報が伝えた。
郭董事長は「タッチパネルは重要部品だ。タッチパネル部門を分離し、独立した新会社を設立することを内部で検討している。時期は未定で、董事会で決定したい」と述べた。
奇美電は昨年12月、2,000万米ドルを投資し、中国・広東省深圳市にタッチパネル生産子会社「鴻奇光電(深圳)」を設立すると発表しており、業界ではタッチパネル事業の分離に向けた動きと受け止められていた。
鴻海はタッチパネル事業を独立させることで、アップル向けの生産体制を強化し、アップルへのタッチパネル供給で最大手の宸鴻光電科技(TPKタッチ・ソリューションズ)に挑む構えとみられる。
奇美電は現在、台湾苗栗県と中国深圳市にタッチパネルの生産ラインを持ち、昨年末時点の生産能力は月400万~600万枚となっている。
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