ニュース 電子 作成日:2011年2月8日_記事番号:T00028075
シャープは台湾の奇美電子(チーメイ・イノルックス)とテレビ用液晶パネルの相互供給を行うもようだ。4日のロイター通信が関係筋の話として、および5日付経済日報が伝えた。
報道によると、シャープと奇美電は、液晶パネルを一定期間に相互供給することで近く合意する見通しだ。シャープは40インチ以上の大型パネルを供給する一方、奇美電子から20インチ台の中型パネルを調達するという。シャープは韓国のサムスン電子にも大型パネルを供給する方向だ。
シャープは、液晶パネルの大口契約で、堺市の大型液晶パネル工場(第10世代)の稼働率を引き上げるとともに、中型パネルの生産を奇美電に委ねることで価格競争力の向上を図る狙いがあるとみられる。実現すれば、日台の液晶パネルメーカーが相互補完的な提携関係を結ぶ初のケースとなる。
これについて、シャープは「コメントを差し控える」としている。
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