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MRT空港線、年内に本格着工へ


ニュース 運輸 作成日:2007年9月26日_記事番号:T00002808

MRT空港線、年内に本格着工へ


 桃園国際空港と台北市内をつなぐ都市交通システム(MRT)空港線の土木工事が、年内に本格着工される見通しとなった。交通部高速鉄路工程局は21日、全6工区のうち1工区を大陸工程が42億3,800万台湾元(約147億円)で落札したと発表した。同社が落札したのは、空港駅の建築工事などで、来月にも着工される。残る5工区の落札業者も年内に決まる予定だ。22日付経済日報が伝えた。

 MRT空港線は台北駅から三重、桃園国際空港、台湾高速鉄道桃園駅を経由し、台鉄中?駅 に至る全長51.5キロ。中?~三重間は2010年末、三重~台北駅の地下区間は12年8月の開業を目指す。全線開通後は台北と桃園国際空港が35分で結ばれる。

 空港線は当初BOT(建設・運営・譲渡)方式で建設される予定だったが、最終的に交通部高速鉄路工程局と台北市政府捷運工程局が共同で建設することになった。鉄道システムと車両基地の建設は日本の企業グループが受注している。