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台湾神隆受託のうつ病新薬、FDA認証を取得


ニュース 医薬 作成日:2011年2月9日_記事番号:T00028089

台湾神隆受託のうつ病新薬、FDA認証を取得

 統一集団傘下の原薬メーカー、台湾神隆(サイノファーム・タイワン)は8日、米クリニカル・データ社からの委託により同社が生産・研究開発を手掛ける大うつ病性障害(MDD)治療薬の「Viibryd」が先月、米食品医薬品局(FDA)による認証を取得したと発表した。同新薬は年間10億米ドル規模の米うつ病治療薬市場で商機を狙う。9日付経済日報が伝えた。

 「Viibryd」はクリニカル社が特許を持つ新薬で、臨床試験の第3相段階に入った後、台湾神隆に生産と研究開発を委託している。

 台湾神隆が生産や研究開発を受託する新薬は60項目以上、うち3項目は既に発売、4項目が第3相臨床試験に入っており、今後の業績成長をけん引すると見込んでいる。今年下半期にも上場を予定している。

 同社の昨年第1〜3四半期売上高は27億7,200万台湾元(約79億円)で前年同期比9.31%増、同期純利益は7億6,000万元で同27.45%成長している。