ニュース 石油・化学 作成日:2011年2月9日_記事番号:T00028093
台湾中油は8日、アフリカ・チャドのべノイ第1油井で最高1億バレルの埋蔵量が見込まれる油層を発見したと発表した。生産開始後の産出量は、原油が日産9,800バレル、天然ガスが同3万5,000立方メートルが見込まれ、過去40年の石油探査で最大の成果となった。2015年以降は毎年8,000万米ドルの利益貢献を見込む。9日付工商時報が伝えた。
チャドでの油田開発は、2006年1月に子会社OPICがチャド政府から3鉱区の探査権を獲得して始まった。昨年末までに投資額は4,276万米ドルに達した。
台湾中油は現在、米国、エクアドル、ベネズエラ、オーストラリア、インドネシア、リビアの油田でも探査、開発、生産を行っている。べノイ第1油井の原油産出量は、同社が開発を手掛けた油田で最大規模となる。
同社の探査担当者は「べノイ第1油井付近には似たような土壌構造の場所が多くあり、さらに原油と天然ガスの埋蔵が見込まれる。今後試掘作業を急ぎ、鉱区全体の埋蔵量を確認し、開発生産計画を立てたい」と説明した。
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