ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2011年2月9日_記事番号:T00028094
中国鋼鉄(CSC)の鄒若斉董事長は8日、インド市場の将来性を好感し、6月に同社初のインド営業事務所を開設する考えを明らかにした。傘下の商社、中貿国際(CSGT)と共に、当面は自動車やモーター向けの高品質の冷延製品や、溶融亜鉛めっきコイル、電磁コイルなどを中心に同市場の開拓に取り組む方針だ。9日付工商時報が伝えた。
CSC関係者によると、同社は既にインド事業の事前準備を終え、米国や日本の自動車メーカーのインド工場と原料供給契約を結んでおり、すぐにでもインド向け製品の生産拡充に入れる体勢を整えているという。
また鄒董事長は、東南アジアや中国市場の開拓も今年はさらに加速させると語った。
なおCSCは、原料コストの急上昇で4~5月の台湾市場向け価格を大幅値上げするとの観測が出ているが、鄒董事長は「その可能性は確かにある」と述べた。また今後の市況については、国際鉄鋼価格の上昇が続いていることなどから楽観的な見方を示した。
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