ニュース 自動車・二輪車 作成日:2011年2月9日_記事番号:T00028096
9日付工商時報によると、台湾における自動車の排ガス規制強化に伴い、ディーゼル商用車の製造コストおよび販売価格が急激に高まる中、これまで主に日本ブランド車を生産・販売してきた自動車メーカー、ディーラーは、より低コストな中国車の導入を模索しているもようだ。
台湾最大の商用車メーカー、中華汽車工業(チャイナ・モーター)は、3.5トントラックで中国最大手の江淮汽車(JAC)と水面下で提携交渉を進めているとみられる。江淮汽車の台湾における代理権は昨年、勝栄汽車が取得したと宣言したが、その後、進展がみられず、中華汽車はこれを勝栄から奪取したい考えとみられる。
また中華汽車製品の販売を手掛ける順益関係企業集団は、台湾で新設された「台湾北汽福田汽車」を通じて中国の商用車最大手メーカー、北汽福田汽車(FOTON)の代理権を獲得し、今年半ばまでに北汽福田のトラックを台湾市場に投入する計画とみられる。順益集団は「当社と台湾北汽福田は無関係」と観測を否定しているが、業界関係者は「台湾北汽福田の鄭進田董事長は、順益集団を離職して就任しており、両者の関係は言わずもがなだ」と指摘している。
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