ニュース 電子 作成日:2011年2月9日_記事番号:T00028097
スマートフォン大手、宏達国際電子(HTC)は8日、米オンラインゲーム配信業者、オンライブ社の第三者割当増資で4,000万米ドルを引き受けたと発表した。詳細は2月中旬にスペインのバルセロナで開催される世界最大規模のモバイル機器見本市「Mobile World Congress(MWC)」で明らかにされる。9日付経済日報が伝えた。
HTCはこれまで端末の設計や生産に専念し、ソフトウエアに関しては外部委託が多くを占めていた。ただ近年、デジタルコンテンツなどソフトウエア分野の強化に取り組んでおり、今月7日にもモバイルデバイス向け動画配信プラットフォーム開発大手、英サフラン・デジタルの全株式買収を発表したばかり。今後も同分野における展開をさらに拡大し、ブランドの差別化を推し進める方針とみられる。
周永明HTC執行長は先ごろの業績説明会で、「手持ち現金は750億台湾元(約2,150億円)に達しているため、今年はさらにコンテンツやクラウドコンピューティング分野での買収や出資を行う」との考えを示した。経済日報は、続いてモバイルテレビ事業に出資する可能性を指摘している。
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