ニュース 電子 作成日:2011年2月9日_記事番号:T00028100
現在3D(三次元)映像対応ディスプレイ市場では、シャッター式と偏光式の眼鏡を使用した製品が競争を繰り広げているが、液晶パネル大手、友達光電(AUO)は「既に眼鏡の不要な裸眼3D技術が成熟を迎えており、今後1〜2年内に裸眼が3Dディスプレイの主流技術となる」との見方を示した。9日付電子時報が報じた。
現在3D技術は、サムスン電子、ソニー、パナソニックなどが支持するシャッター式眼鏡を採用する陣営と、LGディスプレイ(LGD)などが支持する偏光式眼鏡の陣営に分かれるが、AUOは偏光式技術の価値は液晶パネルに負うところが大きく、パネル価格も一般のパネルの倍以上であることから、同陣営を支持している。
しかし同社は「3D製品を一般家庭に普及させるには裸眼製品の投入は避けて通れない」との見方で、今年中に同技術を採用したIT(情報技術)製品が数多く出荷されるとみている。
なお、3Dテレビは昨年、世界全体で約320万台が出荷された。業界予想を下回る水準だったが、今年はテレビ出荷全体の6%に当たる1,300万台に成長するとAUOは予測している。
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