ニュース その他分野 作成日:2011年2月10日_記事番号:T00028115
内政部は9日、導入から3年目を迎える国民年金の保険料率(現行6.5%)を4月1日から7%に引き上げると発表した。試算によれば、1人当たりの毎月の保険料負担額は26~52台湾元(約74〜148円)増える見通しだ。10日付中国時報が伝えた。
国民年金の保険料率は、2008年の発足以来据え置かれてきたが、制度実施から3年後に消費者物価指数や国民年金保険基金の財務状況を見極め、保険料率を0.5%引き上げるかどうか判断するとした国民年金保険法の定めに従い、引き上げが決まった。
国民年金の加入者は390万人で、保険料の納付者はうち60%にとどまる中、既に20万3,000人が年金を受給しており、国民年金保険基金は税務状況の悪化が懸念されている。
内政部によると、国民年金保険基金の残高は375億元で、現状では2017年までの年金給付しか賄えない状況となっている。
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