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好景気のホテル・飲食業界、求人大幅増


ニュース 商業・サービス 作成日:2011年2月10日_記事番号:T00028119

好景気のホテル・飲食業界、求人大幅増

 春節前の忘年会(尾牙)などが活況を呈し、好景気に沸くホテル・飲食業界で最近、求人数が急増している。

 10日付聯合報によると、晶華国際酒店集団(フォルモサ・インターナショナル・ホテルズ)と華泰集団がそれぞれ100人近くを募集している。このうち、晶華酒店は、2年以内に海外にホテル3カ所を新設するほか、台湾でも今後3年以内に4~5社とのホテル共同経営を予定しており、3年以内に1,000人を超える求人が見込まれる。

 また、王品集団は内外での拠点拡大に備え、3,000人を採用する構えだ。また、回転寿司の争鮮集団(スシ・エクスプレス)も上半期に560人の採用を予定している。

 このほか、新北市政府と麗宝集団が淡水漁人碼頭(フィッシャーマンズワーフ)に5月に開業する船型ホテル「福容愛之船郵輪飯店」も250人を採用する予定だ。

 一方、コンビニ業界も新規出店の継続で、求人ラッシュを迎えており、主要3社で合計4,000人の求人が見込まれる

 全家便利商店(台湾ファミリーマート)は、新規店の店長やフルタイム店員のほか、日配品工場、物流センターなどで合計2,000人以上の募集を見込む。また、賃上げをこれまでの毎年1回から2回に増やす。

 セブン−イレブンの統一超商(プレジデント・チェーンストア)は昨年末、台北市労工局と共同で1,000人分の雇用機会を提供したほか、今年は50カ所への新規出店で求人増を見込む。萊爾富(ハイライフ)も70カ所への出店に伴うスタッフやパン職人など700人の求人を見込む。