ニュース 食品 作成日:2011年2月10日_記事番号:T00028125
砂糖や大豆の国際価格の高騰を受け、経済部は9日召集した「重要商品および原材料市況監理小組」会議で、台湾糖業(台糖)の値上げを認める結論を出した。これにより早ければ今週中に、家庭用小袋1キログラム入りの砂糖は3台湾元引き上げ39元(約110円)に、18リットル入りサラダ油は段階的に120元引き上げ840元へと、約7.7%~8.3%値上げされる見通しとなった。10日付工商時報が伝えた。
当局は台糖に対し、春節(旧正月)前の値上げは行わないよう求めていたが、砂糖の国際価格はこの間26%上昇、大豆も価格上昇が続いた。このため9日の会議では、適度にコストを反映させることもやむなしとの結論となった。
1キロ入りの砂糖の価格は、他社製品で43~44元となっているため、台糖はきょう(10日)にも39元への値上げを経済部に申請する。また18リットル入りのサラダ油は他社と80元程度の差が出ているが、値上げは段階的に実施する方針だ。値上げの時期は未定で、他社より20~30元割安の価格を維持するとしている。
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