ニュース 電子 作成日:2011年2月10日_記事番号:T00028131
朋程科技(アクトロン・テクノロジー)の盧明光董事長は、市場シェア4割を占める車載用整流ダイオードに、レギュレータおよび電磁弁を合わせ、3本柱と定めると語った。アクトロンは昨年売上高が前年比45%増の23億1,600万台湾元(約66億円)で、今年は1割成長に目標を定めたようだ。10日付工商時報が伝えた。
盧董事長は、車載整流ダイオードとレギュレータで、日本の車載電子部品大手への供給交渉が大詰めを迎えており、早ければ来年から出荷できると明かした。これにより、業務量の爆発的な増加も予想されるという。レギュレータは今年の業績が前年比2倍となる見通しだ。
今年から正式に量産する電磁弁では、アンチロック・ブレーキ・システム(ABS)世界的大手のワブコに供給する中国山東省の青島工場の生産ラインが下半期にフル稼働になると見込み、生産ライン増設に着手する予定だ。同事業の売上高は今年6,000万元、来年は1億元以上を見込む。
アクトロンが昨年出資し、同じく盧氏が董事長を務めるエンジン用ピストンメーカー、正道工業(ライトウェイ・インダストリアル)は既に事業再建を終えており、今年は黒字転換を狙い、アクトロンとともに車載部品の世界的大手への供給を目指す。
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