ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

中国は20年に台湾侵攻可能、米シンクタンクが分析


ニュース 政治 作成日:2011年2月11日_記事番号:T00028142

中国は20年に台湾侵攻可能、米シンクタンクが分析

 米政策シンクタンク、ランド・コーポレーションのロジャー・クリフ上級研究員は9日、米軍が介入したとしても、中国軍は2020年には台湾に侵攻できる軍事能力を備えるとの見方を示した。11日付自由時報が伝えた。

 クリフ研究員は、ワシントンで開かれた中国の軍事力に関する座談会で、「中国が台湾上陸に必要な上陸部隊を編成するか否かが問題点だ。現時点で上陸能力はない。さらに、米国がこの課題に対応しようとする否かがもう一つの焦点だが、現在の情勢からみて2020年まで持ちこたえることはできない」と述べ、米国による台湾防衛能力の将来に悲観的な見方を示した。

 クリフ研究員は「中国が必ず武力を使用するとは限らないが、(中国の軍事力は)台湾の将来の政治的地位など、米台政府の考えや行動様式に影響を与える」と指摘した。