ニュース 農林水産 作成日:2011年2月11日_記事番号:T00028143
春節(旧正月)前に輸入された米国産の牛筋肉約2トンの通関検査で成長促進剤(通称、痩肉精)が検出されたと、行政院衛生署が10日発表した。行政院衛生署食品薬物管理局によると、残留濃度は6.21ppb(10億分の1を示す単位)で、米国側の基準は満たしているが、最近台湾で米国産牛肉から検出された成長促進剤としては最高濃度だった。問題の牛筋肉は市中には流通していない。11日付自由時報が伝えた。
問題の牛筋肉が輸入されたのは、米国産牛肉に対する検査比率が引き上げられる前の先月19日で、輸出業者もこれまで成長促進剤の残留を指摘されたことはなかった。
これに先立ち、衛生署は先月20日、市販されている米国とカナダ産牛肉30件の抜き取り検査で9件から台湾で残留が認められない成長促進剤が検出されたとして、通関時での抜き取り検査率を5%から20%への引き上げる措置を取っていた。
衛生署はこのほか、先月税関で成長促進剤を含む豚骨、骨付き豚肉47トンを押収した。残留濃度は非常に低かったという。
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