ニュース 商業・サービス 作成日:2011年2月11日_記事番号:T00028146
ニールセンの最新調査によると、5大メディア(テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、屋外広告)を使った2010年の広告・宣伝費の総額は、前年比18.9%増の497億台湾元(約1,400億円)となり、金融危機前の07年を上回るとともに、05年から続いていたマイナス成長に歯止めがかかった。イージス・メディア・グループの楊淑鈴・台湾総経理は、中台の海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)発効効果や個人消費の活発化などが大幅成長に貢献したと分析した。11日付工商時報が伝えた。
メディア別ではテレビが最も多く49%を占めた。新聞・ラジオ広告量も2割近く成長し、特にフリーペーパーは成長率が最高の5割となった。
業界別では▽建設、80億4,493万元▽医薬美容、38億9,317万元──が上位2位を占めた。政党・政府機関などを含む「その他」は31億8,153万元だった。
成長率は家庭用品が44%増と最も高く、▽建設、42.43%▽金融経済、39.63%──も4割前後に上った。
一方で、▽パソコン・IT(情報技術)、26億107万元(4.36%減)▽食品、23億3,325万元(1.91%減)──などで広告量が減少した。
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