ニュース 商業・サービス 作成日:2011年2月11日_記事番号:T00028148
中華電信は10日、台湾国際角川書店、ニューズ・コーポレーション傘下の出版社、ハーパー・コリンズ、中国のオンラインゲーム大手、盛大集団の電子書籍部門、盛大文学などと提携し、モバイル機器向け電子書籍販売サイト「中華電信Hami書城」で各社の書籍を販売すると発表した。11日付工商時報が伝えた。
中華電信は、日米中の出版大手との提携で各国の人気作品を電子書籍市場に投入する(中華電信提供)
台湾角川は「ケロロ軍曹」「涼宮ハルヒの憂鬱」などを含むマンガ作品やライトノベルの中国翻訳版を配信するが、1月5日からの第1弾配信では既に1万冊以上のマンガがダウンロードされたという。
また中華電信および同社傘下でアニメ配信などを手掛ける春水堂科技(スプリングハウス)は、中国の通信大手3社から携帯電話向けのアニメ配信で提携を持ち掛けられているもようだ。
春水堂の張栄貴総経理は「大陸(中国)の通信大手は、台湾のキャリアが第3世代(3G)通信規格の普及と付加価値サービスの売上向上に成功していることから、その経験を大陸3Gアニメ市場の発展に生かそうと考えている」と指摘した。
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