トヨタの台湾総代理、和泰汽車の１月売上高は、前年同月比64％増の131億7,300万台湾元（約380億円）で、単月過去最高となった。同社は増収要因として、新車販売台数が前年同月比で1.5倍増加したことに加えて、高価格車種の販売比率が大幅に拡大したことを挙げた。11日付工商時報が伝えた。
裕隆汽車は同119.73％増の64億9,900万元で、過去５年で最高となった。同社は１月、日産車および自社ブランド車「LUXGEN（納智捷）」の生産台数が１万台を突破。「LUXGEN」は単月で3,200台を売り上げた。
また、裕隆日産汽車の１月売上高は、前年同月比63.5％増の48億600万元。新車販売台数は7,200台に達した。
証券会社は業界各社の２月売上高について、新車価格の値上げ、および依然生産現場で残業体制が続いていることから、１月並みの好水準を見込んでいる。
