ニュース 電子 作成日:2011年2月11日_記事番号:T00028163
IC設計の智微科技(Jマイクロン・テクノロジー)は10日、同社の第三者割当増資案において、発行する全150万株の引き受け先をメモリーモジュール大手の米キングストン・テクノロジーとすることを董事会で決議した。キングストンの出資額は1株当たり64台湾元の9,600万元(約2億7,600万円)。両社は今後、SSD(ソリッドステートドライブ)分野での協力を拡大するとみられる。11日付電子時報が伝えた。
JマイクロンはIC設計大手、聯発科技(メディアテック)の蔡明介董事長が個人で出資するファブレス企業。昨年SSD向け制御ICに進出、NAND型フラッシュメモリー大手、東芝とキングストンを顧客にしている。今回の増資では東芝から資金を導入するとの観測も流れたが、キングストンが全額を出資することとなった。
JマイクロンのSSD制御ICは昨年下半期から出荷を開始、出荷量は既に100万個を超えており、このうちキングストン向けが30%以上を占めているとみられる。また、東芝もローエンド製品で同社製品を採用している。
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