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友達晶材の台中工場着工、Q4量産開始


ニュース その他製造 作成日:2011年2月14日_記事番号:T00028181

友達晶材の台中工場着工、Q4量産開始

 友達光電(AUO)傘下、太陽電池材料の友達晶材(旧友達能源技術)は11日、台中港に隣接する工業団地、加工出口区中港園区で太陽電池用シリコンウエハー工場のくわ入れ式を行った。今年8月に機材設置、第4四半期に量産を開始する計画だ。12日付工商時報などが伝えた。


くわ入れ式を行うAUOの李焜耀董事長(右2)と、友達晶材の鄭煒順董事長(右3)(AUO提供)

 新工場は、第1期工事の敷地面積が3ヘクタール、全工期完成後の総面積は8.5ヘクタールとなる。第1期の生産能力は、多結晶シリコンインゴットと多結晶シリコンウエハーで300メガワット(MW)となる見込みだ。

 李焜耀AUO董事長は、「当社は傘下のエム・セテックによる高品質シリコンウエハーの生産技術を有しており、より多様な製品とサービスを顧客に提供していきたい」と述べた。また、台中を同社の太陽エネルギー事業の中心地とし、新工場建設など投資計画を進め、同園区で3年以内で1,000人の雇用機会を生み出すとの見通しを示した。