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台塑Q1利益、MMA相場上昇で期待


ニュース 石油・化学 作成日:2011年2月14日_記事番号:T00028183

台塑Q1利益、MMA相場上昇で期待

 台湾で唯一メタクリル酸メチル(MMA)を生産する台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、年産能力9万8,000トン)は、MMA相場が1トン当たり2,390米ドルの過去最高となる中、MMAプラントの年次保守を2月に終える上、原料のアクリロニトリル(AN)も手掛けるため、第1四半期の利益拡大が期待できる。14日付蘋果日報が伝えた。

 MMA価格の上昇は、AN値上がりに加え、MMAを導光板に使用する液晶テレビの出荷成長が見込まれるためだ。

 米大手が保守点検でMMA生産能力の3分の2の操業を一時停止しているため、ANの米国スポット価格は1トン当たり50~100米ドル上昇している。春節(旧正月)後のアジアスポット価格も同2,450米ドルの過去最高を記録した。