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台塑の寧波工場、EVA年産量20万トンに拡張へ


ニュース 石油・化学 作成日:2011年2月14日_記事番号:T00028185

台塑の寧波工場、EVA年産量20万トンに拡張へ

 台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下、台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)の李志村董事長は、同社の寧波工場(中国浙江省)でエチレン酢酸ビニール共重合樹脂(EVA)の生産規模拡張計画を明らかにした。年産能力を2段階で引き上げ、第1段階では7万5,000トン、第2段階で20万トンとする。14日付工商時報が伝えた。

 EVAは、太陽エネルギー産業などでの需要拡大から価格が上昇している。現在、太陽電池封止用EVAフィルムの需要は世界全体で年間2億2,500万平方メートルに達しており、原料となるEVA粒子の需要は12万トンに上る。グリーンエネルギー産業を推進している中国市場では、EVA粒子の需要は、今後年20〜30%のペースで拡大するとみられている。