ニュース 電子 作成日:2011年2月14日_記事番号:T00028191
台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)と発光ダイオード(LED)最大手の晶元光電(エピスター)はこのほど、中国・広東省広州に合弁でLEDエピタキシャルウエハー工場を設置すると決定した。2社は「広州晶鑫光電(名称は暫定)」を設立、資本金1億2,500万米ドルのうち、エピスターが70%(8,975万米ドル)、デルタが28.25%(3,525万米ドル)を出資する。今回の合弁により、デルタはLED事業のさらなる充実、エピスターは供給先の確保を見込む。12日付経済日報などが伝えた。
「広州晶鑫光電」は主に照明やバックライト向けのLEDチップを来年から生産する予定。
デルタはこれまで、LED分野でパッケージング・テスティング(封止・検査)から放熱モジュール、放熱基板、駆動ICまで広く投資を行っており、未進出はウエハー・チップ分野を残すのみだった。同社は既に発表しているLED製品の量産に向け、原料の安定調達および品質の安全性を確保するため、エピスターとの提携を決めたとしている。
なお14日付電子時報によると、「広州晶鑫光電」には中国のテレビメーカー、創維(スカイワース)も出資するとの観測が出ている。
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