ニュース 商業・サービス 作成日:2011年2月15日_記事番号:T00028207
資訊工業策進会の調査によると、インターネットユーザーのネット通販による昨年の平均消費額は9,671台湾元(約2万7,400円)で前年を10%上回った。ただ、ネット通販の利用拡大に伴い、トラブルも増大している。15日付中国時報が報じた。
特にトラブルが多発しているのは、食品だ。食品の場合、好みの味や食感には個人差があるため、返品はどうしても避けられない。しかし、7日間のクーリングオフ期間に対し、商品の賞味期限が3日間の商品を返品した場合どうなるか、保温処置を施して発送したのに変質していたといった苦情にどう対応するかなど、トラブルの元は山積みしている。
最近ではトラブル防止策として、商品に少量の試食パックを付け、気に入らない場合には、本体を開封せずに返品してもらうようにしている業者もある。消費者側の立場では、品質に問題があった場合、感情的な言葉で抗議するのではなく、写真で証拠を残すことなどもトラブル防止に有効だ。
このほか、化粧品、ゲームソフト、DVDなどもトラブル多発品目だ。DVDなどの場合、返品されても、顧客はデータをコピーして手元に保管している可能性が否定できないが、業者側は泣く泣く返品に応じざるを得ないのが現状だという。
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