ニュース 医薬 作成日:2011年2月15日_記事番号:T00028210
人工関節の聯合骨科器材(ユナイテッド・オーソペディック)は、高雄市に1億7,000万台湾元(約4億8,250万円)投じて建設した新工場(第1期)が完成した。第3四半期から量産開始で、主に鍛造、焼結を行う。年産能力は12万組。同社の生産能力は現在の4倍に拡大する見通しだ。15日付工商時報が伝えた。
なお、6月に着手する予定の高雄工場・第2期拡張工事部分は、来年下半期から稼働する見通し。第2期工場では鋳造、表面コーティング工程を行う。
人工関節は1月1日に始まった中台間の海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)アーリーハーベスト(早期実施措置)による関税引き下げの対象品目となっている。同社は中国市場での売上高は今年3〜4割成長し、台湾市場を上回ると予測している。
林延生董事長は、「世界的な高齢化傾向などにより、年間150億米ドルに達している人工関節の世界市場規模は、2025年まで毎年10%以上の成長を続ける」との見方を示し、同社は今後、需要増に合わせて年産能力を30万組まで引き上げると語った。
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