ニュース 石油・化学 作成日:2011年2月15日_記事番号:T00028213
化学繊維の原料となる高純度テレフタル酸(PTA)とエチレングリコール(EG)の価格が今週4〜6%上昇し、台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)、南亜塑膠工業(南亜プラスチックス)などメーカー各社が恩恵を受ける見通しだ。15日付蘋果日報が伝えた。
PTA価格は年初来23%、1トン当たり279米ドル値上がりした。現在の1トン当たり価格は1,475米ドルで、金融危機以降で最高となった。台化はPTA原料のパラキシレン(PX)の自給率が8割に達しており、洪福源同社総経理は「第1四半期の粗利益率は前期比で改善する」との見通しを示した。
一方、EG価格は年初来17%上昇し、1トン当たりで200米ドルの値上がりとなった。上半期中には1トン当たり価格が400米ドルに達するとみられる。
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