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中国電器傘下の電池メーカー、北汽福田とハイブリッド車開発へ


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2011年2月15日_記事番号:T00028214

中国電器傘下の電池メーカー、北汽福田とハイブリッド車開発へ

 中国電器(チャイナ・エレクトリック・マニュファクチャリング)傘下の中国リン酸鉄リチウム電池メーカー、「東莞冠碩電池(ゴールデン・クラウン・エナジー)」がこのほど、中国の自動車メーカー、北汽福田汽車とハイブリッド車の開発に関する提携協定を締結した。冠碩電池の高速充電型リン酸鉄リチウム電池を福田汽車のバスに搭載する形で開発を進め、上半期中の完成を目指す。15日付経済日報が伝えた。

 冠碩電池の主管によると、北京市政府は深刻化する交通渋滞の解消や中央政府の電気自動車推進政策への協力を目的に、小型電気バス産業への補助を行っている。これを受けて福田汽車は電気バスを開発し、公共交通機関に投入している。

 冠碩電池は中国電器が最大株主として20%を出資するほか、台湾や中国でサムスン電子の半導体メモリーなどを代理販売する至上電子(スプリーム・エレクトロニクス)が15%、その他華鴻投資など数社が5~10%を出資する。同社製品は台北国際花卉博覧会(花博)の送迎バスにも導入されている。