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TSMC、TIの次世代OMAPを受注


ニュース 電子 作成日:2011年2月15日_記事番号:T00028222

TSMC、TIの次世代OMAPを受注

 ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)はこのほど、テキサス・インスツルメンツ(TI)が14日発表した次世代のモバイルデバイス向けプロセッサ「OMAP 5」を受注した。同製品は28ナノメートル製造プロセスで生産され、同社の先端プロセスの稼働率向上を支える見通しだ。15日付経済日報が伝えた。

 張忠謀TSMC董事長は先ごろ、各製造プロセスで受注が満杯となっているが、ひっ迫状況は28ナノプロセスが特に際立っていると明らかにした。業界関係者によると、TSMCの28ナノプロセスは歩留まり率が極めて高く、下半期に28ナノ製品が売上高に占める割合は、グローバルファウンドリーズ(GF)やサムスン電子を少なくとも1四半期分はリードすると予想されている。

 なお、TIの「OMAP 5」は下半期からメーカーへサンプルが送られ、採用製品が来年下半期から市場に出荷される見通しとなっている。