ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

マックポテトを数えてみた、LとMの差わずか10本


ニュース 社会 作成日:2011年2月16日_記事番号:T00028227

マックポテトを数えてみた、LとMの差わずか10本

 マクドナルドでマックフライポテトのMサイズ(39台湾元)を注文すると、決まって店員から「10元プラスでLサイズにグレードアップしませんか?」と勧められるJ君は、「一体どれほどグレードアップしたのか?」と日頃から疑問に思っていた。

 そこでJ君は、実際にマックポテトを購入し、それぞれのポテトの量を数えてみることに。すると、LサイズはMサイズより10元も高いのに、たった10本多いだけだった。グレードアップするより、Mサイズのほうが断然お得だということが判明したのだ。

 J君がこの一部始終を、13日にインターネットの動画サイト、Youtubeにアップしたところ、2日で23万アクセスと大きな反響が。「ずっとだまされてきた!」「いつもLサイズを買っているが、もう買わない!」などと怒りのコメントがあふれたことはいうまでもない。

 マクドナルド広報部は、マックポテトは重量や数量ではなく、それぞれの容器いっぱいまで入れることで区別していると説明したが、結局は各店員がそれをキチンと実行しているかが問題だ。忙しい場合は雑に入れることも多い。

 ちなみに、「蘋果日報」の記者がマックポテトを買ってテストしてみたところ、Lサイズ84本、Mサイズ83本とその差はわずか1本。さらに重量も量ってみたところ、Lサイズは110グラムと、あろうことかMサイズの120グラムより少なかったという。

 中華民国消費者文教基金会(消基会)は、「量は目測や手の感触だけで判断すべきではない」とマクドナルドに改善を促している。

 マクドナルドは、ポテトの量に不満がある消費者は、店員に交換を要求することもできるというが、J君の動画のおかげで、Lサイズの売れ行きがガタ落ちすることは確実だろう。

※Youtubeサイト:http://youtu.be/EFk5sroz5vE