ニュース 医薬 作成日:2011年2月16日_記事番号:T00028238
中国化学製薬(CCPC)傘下の原薬メーカー、中化合成生技(CCSB)はこのほど、バイオ医薬品の米モレキュラー・ターゲティング・テクノロジーズ(MTTI)と、抗がん剤の新薬共同開発に関する意向書に署名した。今後、年間10億米ドル規模のがん治療薬市場で商機獲得を目指す。16日付工商時報が伝えた。
新薬は、MTTI社が特許を持つ抗がんおよび抗ウイルスの標的指向性を備える化合物と、CCSBが手掛ける免疫抑制剤ラパマイシン原薬を結合させる形で開発を進める。乳がんや白血病、脳腫瘍、肺がん、肝臓がんなどを適応症とし、乳がんと肺がん治療については第1相臨床試験(治験)の段階に入っているという。
2社の計画によると、この新薬については、CCSBが原薬を供給し、MTTIが臨床試験、新薬の認可申請、世界市場開拓、マーケティングを担う。
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