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紡織材料の価格調整、月1回限定を要求


ニュース その他製造 作成日:2011年2月16日_記事番号:T00028240

紡織材料の価格調整、月1回限定を要求

 施顔祥経済部長は15日、綿花の国際価格上昇で紡織材料の値上がりが予想される中、紡織業界17社を集め会合を開き、紡織材料の価格調整を月1回に限ることや内需向けの出荷を優先することを業界側に求めた。16日付経済日報が伝えた。

 経済部工業局の連錦漳副局長は「川上業者がやむを得ず価格調整を行う際には、毎月1回を原則としてほしい。一気に値上げすることも避け、段階的に値上げを行うのが望ましい」と述べた。

 経済部はまた、必要に応じ、綿布、加工糸の輸出を禁止するとともに、中国製紡織材料の輸入を特例的に解禁することも検討していく方針だ。また、紡織材料の輸入関税(4~7%)の一時引き下げ措置を財政部に提案することも視野に入れている。  連副局長は「今回の綿花価格高騰で、台湾では綿布、加工糸の価格が全面高となっている。川下業者は川上業者の価格調整分を顧客に転嫁できず、大きな圧力を受けている」と指摘した。