ニュース 電子 作成日:2011年2月16日_記事番号:T00028248
スマートフォン大手、宏達国際電子(HTC)は15日、バルセロナで開催中のモバイル機器見本市「Mobile World Congress(MWC)」で、同社初のタブレット型パソコン「HTC Flyer」を発表した。OS(基本ソフト)には「アンドロイド2.4」を採用、7インチのマルチタッチ・ディスプレイ搭載で、ペン入力にも対応している。世界発売は第2四半期の予定。販売価格は未定だ。16日付蘋果日報などが報じた。
HTC初のタブレットPC「Flyer」(同社提供)
なお、HTCの初代タブレットPCには、タブレット向けの「アンドロイド3.0」OSが採用されるとみられていたが、スマートフォン向け「2.4」となった。これは独自のユーザーインターフェース(UI)「HTC Sense」の対応が間に合わなかったためとみられる。ただ、6月には「3.0」版2機種を投入する計画とみられ、今年のタブレットPC出荷台数は150万台、売上高300億台湾元(約850億円)が見込まれる。
なお「Flyer」は「クラウドコンピューティングを通じた娯楽タブレットPC」をコンセプトにiPadとの差別化を図っており、先ごろHTCが買収・出資した英サフラン・デジタルや米オンライブ社の技術を使った動画ダウンロードサービス用アプリケーション「HTC Watch」、およびオンラインゲームサービスが利用できる。
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