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元太の11年設備投資額、昨年比3倍へ


ニュース 電子 作成日:2011年2月16日_記事番号:T00028249

元太の11年設備投資額、昨年比3倍へ

 電子ペーパー世界最大手、元太科技工業(EIH)の劉思誠董事長は15日、今年の設備投資額を昨年の15億台湾元から3倍の45億元(約128億円)とする計画を表明した。今年第4四半期時点で生産能力を前年同期比3倍へと引き上げ、今年通年で電子ペーパーモジュール2,500万枚の出荷を目指す。16日付経済日報が伝えた。

 元太は昨年、電子ペーパーモジュールの出荷が1,000万枚を突破。また傘下の韓国ハイディスが開発したFFS(広角技術)液晶パネルがアップルの「iPad」「iPhone」に採用されたことなどが好材料となり、昨年9月から今年1月まで、単月売上高が過去最高を更新し続けている。

 劉董事長は、「電子ペーパー市場は依然米国市場の成長が最も力強いが、今年は欧州、日本市場も伸びる」と指摘。特に日本市場については今年が「電子ブックリーダー元年」との見方で、需要を好感している。