ニュース 電子 作成日:2011年2月16日_記事番号:T00028251
瀚宇彩晶(ハンスター)傘下の和鑫光電(シンテック・フォトロニック)は15日までに、アクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)方式のディスプレイの増産を目指す韓国のサムスン・モバイル・ディスプレイ(SMD)と提携し、南部科学工業園区(南科)に第5.5世代の低温ポリシリコン(LTPS)パネル工場を建設する方針を明らかにした。シンテックによる投資規模は100億台湾元(約285億円)を超える見通しだ。16日付工商時報が伝えた。
新工場は今年7月に生産設備の設置を開始し、第4四半期にも量産を開始する予定だ。生産能力は当初月5万枚、第2期に同8万枚を見込む。また、シンテックはタッチパネル用ガラスもSMDに納入する。
サムスン電子は、今年投入するスマートフォンに(AMOLED)方式の液晶パネルを採用する予定で、SMDに対するLTPSパネルの納入量は今後増加が見込まれる。
シンテックの張文毅董事長は「2月が業績の底となり、3月からはタッチパネルモジュールの出荷増で、大きな売り上げ貢献が見込める」と述べた。
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