ニュース 商業・サービス 作成日:2011年2月17日_記事番号:T00028263
家電販売大手、燦坤3Cの洪漢青総経理は16日、ネット通販事業に本格参入すると宣言した。2年以内に年商100億台湾元(約284億円)の達成を見込む。17日付中国時報が伝えた。
洪総経理は、競争相手として台湾のネット通販大手のヤフーと網路家庭(PCホーム)を挙げた上で、3カ月〜半年以内にネット通販の販売品目を家電以外の分野にも拡大する計画を明らかにした。現在は毎日1品目のペースで取り扱い品目を増やしており、今後は「下着も売る」と息巻いている。
燦坤3Cはこれまでもネット通販市場への参入を試みたことがあるが、市場がまだ成熟していなかった上、戦略的な位置付けが不明確で、店頭販売との食い合いが起き、撤退を余儀なくされていた。
洪総経理は「以前ネット通販がうまくいかなかったのは、店頭販売との調整に問題が生じたからだが、既に解決済みだ」と説明した。
同社はネット通販による売上高が今月は500万元、3月に数千万元、4月以降は大型店舗並みの7,000万〜8,000万元に達すると見込んでいる。
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