ニュース 食品 作成日:2011年2月17日_記事番号:T00028267
食品大手、南僑化学工業の陳飛龍董事長は、中国での生産拡大に1億2,000万人民元(約15億2,300万円)を投資すると表明した。天津に冷凍パン生地工場を新設するほか、天津・広州での製パン用油脂の生産能力を拡充する。17日付蘋果日報が伝えた。
南僑は、中国での製パン用油脂および冷凍パン生地の需要好調を受けて、生産が追い付かない状況だ。広州工場と天津工場の油脂月産能力は現在計8,000トンで、広州工場の拡張工事が終了後、来年初頭段階で1万5,000トンに拡大する。天津の冷凍パン生地工場は、今年第3四半期の完成予定だ。
陳董事長は「中国は今年、地方都市でも需要が伸びる」と好感。同社は現在、中国の製パン用油脂市場でシェア27%(2位)を占めており、昨年は中国市場での利益が前年比3割増の1億人民元に達した。
証券会社は、中国の所得増に伴う外食人口の増加などが好材料となり、南僑の今年の連結売上高は、前年比15%増の103億台湾元(約293億円)に達すると予測している。
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