ニュース 電子 作成日:2011年2月17日_記事番号:T00028273
受動部品大手、国巨(ヤゲオ)の陳泰銘董事長兼総経理は16日、第2四半期に業界見通しが立てば、価格の引き上げ調整を検討するとの考えを示した。為替レートに関しては、1米ドルに対し台湾元高が1元進むと同社の粗利益率が約1.2ポイント下がると推計を示した。17日付工商時報が伝えた。
今年の生産能力は、業界成長予測と同じ10~15%の増強を計画。今年第1四半期の売上高は前期比1~5%増の予測で、陳董事長は「今年は穏やかな成長が見込める」と述べた。
同社の昨年第4四半期の連結売上高は、非需要期、欧米の天候不順、台湾元高により、前期比16.1%減の63億1,000万元となった。粗利益率は同2.1ポイント下落し26.55%で、純利益は前期比37.80%減の7億8,200万元だった。
昨年通年では連結売上高が前年比42.8%増の273億1,500万元、粗利益率は7.8ポイント上昇の28%、純利益は前年比515.4%増の41億4,700万元だった。
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