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「自分より給料の高い女性」、台湾男性の半数に抵抗感


ニュース 社会 作成日:2011年2月18日_記事番号:T00028285

「自分より給料の高い女性」、台湾男性の半数に抵抗感

 アジア最大のカップリングサイト業者、Lunch Actuallyが最近、台湾、香港、シンガポール、マレーシアの4地域の男女を対象に行ったアンケート調査で、男性に対する「自分より給料の高い女性とのデートを受け入れられるか」との質問で、台湾は「受け入れられる」との回答が47%で最も低かった。台湾人男性はメンツを気にする人の割合が高いと言える。

 他の3地域を見ると、香港は「受け入れられる」が91%で、女性の給料が自分よりも高いことを気にする男性はむしろ例外的なようだ。シンガポールは77%、マレーシアは70%で、いずれも高い割合となった。ある台湾人男性はこの結果について、「香港やシンガポールは台湾よりも西洋化が進んだためではないか」と指摘した。

 台湾には「金持ちの娘を嫁にもらえば、頑張らなければならない期間が30年短くて済む」との格言(?)があるが、メンツを気にする台湾人男性は、こうした女性をもらえる可能性はもともと低いのかもしれない。

 一方、「自分よりも給料の低い男性のデートを受け入れられるか」という女性に対する質問では、台湾は4地域の中で最も高い38%が「受け入れられる」と答え、「気にする男性、気にしない女性」という傾向が明らかになった。他地域は香港33%、シンガポール26%、マレーシア22%で、いずれの地域でも40%以下であることから、女性は依然、男性が自分よりも稼ぎの少ない場合、抵抗感を感じるようだ。なお、台湾女性は自分よりも年齢の若い男性に対する受容度は高い一方、男性が自分より背が低いことは受け入れられないという割合が高かった。