ニュース その他分野 作成日:2011年2月18日_記事番号:T00028287
中台の海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)の継続協議事項となっている、追加的な市場開放に向けた商品貿易分野の交渉が3月中旬にも始まる見通しとなる中、台湾側は完成車、液晶パネル、一部の石油化学製品、工作機械を優先交渉品目とすることを決めたもようだ。18日付経済日報が消息筋の話として伝えた。
経済部関係者は「完成車が交渉目標の一つであることは間違いない。交渉にかかわることなので、詳細は明らかにできない」と述べた。
中台の両岸経済合作委員会(経合会)の初会合が来週開かれるのに続き、中台は3月12日までに商品貿易、サービス業、貿易紛争の解決制度に関する交渉を開始することになっている。
商品貿易分野の交渉をめぐっては、交渉で最大限の利益を上げるため、経済部の工業局、国際貿易局、行政院農業委員会などの官庁が業界からの意見聴取を進めている。
関係者は「初交渉でまず原則を定め、合意した項目に関しては優先して減税スケジュールを決めたい。できれば1年以内に交渉を終え、2013年初めから実施したい」と述べた。
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