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シェラトンの指定タクシー契約、競合社が抗議


ニュース 社会 作成日:2007年9月27日_記事番号:T00002829

シェラトンの指定タクシー契約、競合社が抗議

 
 台北喜来登大飯店(シェラトン・タイペイ・ホテル)が26日、指定タクシーとして「台湾大車隊」と契約したことを不服として、これまでシェラトンのロビー前でシフトを組んで客待ちしてきた「全統計程車隊」は26日午前、ホテルの周囲をタクシー50台で取り囲み、抗議活動を行った。27日付中国時報が伝えた。

 抗議者らは、ホテル側の措置は公平さを欠き、タクシー業者の生計に影響を与えると訴えた。抗議過程でタクシー運転手1人がホテルの出入口を塞いだため、警察に威力業務妨害の現行犯で逮捕された。

 喜来登大飯店はこれまで出入りタクシー業者の規制、管理を行ってこなかったが、全統計程車隊が事実上客待ちを独占する状況が続いていた。ところが、喜来登大飯店は「サービスイメージの維持と宿泊客の安全」を理由に台湾大車隊と長期契約を結ぶことを決め、全統計程車隊の客待ちを認めない方針を打ち出したため、全統側が不満を募らせていた。