ニュース 農林水産 作成日:2011年2月18日_記事番号:T00028290
呉敦義行政院長は17日、コメ消費拡大など食料安全保障の問題を国家安全保障レベルで取り扱っていくことを指示した。コメ消費の増加により農業生産を活性化し、輸入穀物への依存からの脱却を図ることが狙いだ。18日付工商時報が伝えた。
行政院農業委員会(農委会)によると、台湾ではコメの作付面積が1981年の66万8,000ヘクタールから2009年には25万5,000ヘクタールまで減少。1人当たりコメ消費量は同じ期間に98キログラムから48キログラムにまで減少した。
呉行政院長は、コメの1人当たり消費量を毎年1キログラムずつ増やし、14年時点で51キログラムとする目標を掲げた。これにより、休耕地が5,600ヘクタール減り、白米消費量が年2万3,000トン増え、食料自給率は0.24ポイント上昇すると試算されている。今後はさまざまな角度からコメ消費の拡大策を探っていく。
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