ニュース 電子 作成日:2011年2月18日_記事番号:T00028309
台湾積体電路製造(TSMC)傘下、世界先進積体電路(VIS)は、電源管理ICの売上構成比が昨年第4四半期に17%となり、今年はさらに20%まで拡大する見通しだ。同社はこれまで、液晶ディスプレイ(LCD)駆動ICに注力してきたが、製品の多様化による経営リスク分散を目的に、近年、電源管理ICの展開も強化している。18日付電子時報が報じた。
世界先進の昨年第4四半期の売上構成比は、▽大型LCD駆動IC、44%(前期比1ポイント上昇)▽小型LCD駆動IC、20%(2ポイント低下)▽電源管理IC、17%▽その他、19%──だった。
世界先進は、今年第1四半期は需要回復を見込み、▽設備稼働率、84〜86%▽出荷、前期比3割増▽粗利益率、20%台に上昇──と予測。台湾元の対米ドルレートが平均29.5元で推移しても大きな影響はないとみている。
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