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台北の交通違反検挙数、前年比77万件減


ニュース 社会 作成日:2011年2月21日_記事番号:T00028315

台北の交通違反検挙数、前年比77万件減

 台北市政府警察局交通警察大隊の統計によると、昨年の交通違反検挙数は約190万件で、一昨年の約267万件に比べ77万件の減少となった。特に「通行禁止区域の通行」は前年比26万件も激減した。しかし、簡余晏・同市議会議員は「交通状況を改善することが取り締まりの目的のはずなのに、警察はむやみに検挙しており、罰せられた市民は『言い掛かりをつけられた』と感じやすい」と指摘し、「検挙件数が減ったとしても、余計にその不満度は高まっている」と語った。21日付自由時報が報じた。

 交通警察大隊によると昨年は、運転免許証の不携帯や交通状況に影響の少ない違法駐車など、違反状況が深刻ではない場合は指導のみにとどめ、違反切符を切らないよう検挙方針を修正したという。ただ、スピード違反、飲酒運転など重大な違反については依然、厳しく取り締まっていると強調した。

 交通警察大隊の統計では昨年検挙された交通違反のうち、「スピード違反」が53万件(前年比約6万件減)と全体の4分の1を占めた。