ニュース 金融 作成日:2011年2月21日_記事番号:T00028322
中国・江蘇省南京市の金融機関代表らによる訪問団は18日、台北市で金融協力に関する商談会を開き、台湾の金融機関と計8項目の合意文書を締結した。中央社電など同日伝えた。
このうち、富邦金控傘下の富邦人寿保険と富邦産物保険は、南京紫京控股と合弁で生命保険会社「富邦紫金人寿」を設立する契約を結んだ。折半出資で資本金は8億人民元(約23億円)。台湾の行政院金融監督管理委員会(金管会)による認可は既に下りており、現在は中国保険監督管理委員会(保監会)の認可を待っている状況だ。
また、兆豊証券と南京証券は、証券投資、ブローカー業務、証券発行など広い範囲で業務提携する協定を結んだ。台湾の政府系金融機関が中国の証券会社と提携するのは初めてとなる。
このほか、台湾銀行が南京銀行と覚書を締結。台新金控は紫金控股とリース業の合弁契約を結んだ。
締結式には、季建業・南京市長、代表団を率いる翁国玖・南京市政府金融発展弁公室主任、南京市政府系の投資会社、紫金控股や双方の金融機関代表らが出席した。
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