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洗剤・シャンプーなど、3月から値上げ


ニュース 商業・サービス 作成日:2011年2月21日_記事番号:T00028323

洗剤・シャンプーなど、3月から値上げ

 耐斯企業集団(ナイスグループ)と台湾妙管家の家庭用品大手2社はこのほど、量販店各社に対し、3〜4月中にキャンペーン価格での提供を取りやめ、または値引き幅を縮小すると通知、事実上の値上げを行う。品目はボディソープやシャンプー、洗濯用・食器用洗剤など100品目以上にわたり、小売価格の上昇幅は7%から最高で20%に達する見込みだ。石化原料を利用したこれら製品の値上げは、原油国際価格の上昇に伴うもので、2008年3月の6~11%の価格引き上げ以来となる。21日付自由時報が伝えた。

 ナイスグループはボディソープ「澎澎」や洗濯用洗剤「白鴿」「白帥帥」などのブランドで、4月から全面的に値引きを取りやめる。妙管家は3月1日から、食器用洗剤などで値引き幅を縮小する。

 量販店によると洗剤などの家庭用品の定価販売はほとんどなく、通常20~25%引きから最高5割引、または「1本購入でもう1本おまけ」といった販売が行われている。このためナイスが値引きを取り消すと1,200グラムのボディソープは実質110台湾元(310円)、3,500グラムの衣料用洗剤は61元の大幅値上げにつながるため、依然メーカー側と交渉中だとしている。