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外国人観光客への営業税払い戻し、10年は中国客が半数占める


ニュース 商業・サービス 作成日:2011年2月21日_記事番号:T00028324

外国人観光客への営業税払い戻し、10年は中国客が半数占める

 財政部台北関税局の調べによると、同局が2010年に桃園国際空港で受け付けた外国人観光客による営業税(付加価値税)の払い戻し申請件数は24万9,000件、払い戻し金額は前年比42%増の3億9,800万台湾元(約11億3,000万円)で、消費額に換算すると約83億元に達した。なお払い戻し金額のうち、中国人客が過去最高の50%を占め、日本人客12%の4倍以上に上ったことが明らかになった。

 また、桃園空港での営業税払い戻し額は、台湾全体の9割を占めるが、台湾全土の統計でも、08年には日本人が44%、中国人13%の割合だったのに対し、10年はこれが14%、46%と逆転した。

 営業税の払い戻しは、外国人渡航者が30日以内の滞在中、単日に同一商店で3,000元以上消費した場合に申請可能となっており、03年10月から実施されている。台北関税局員によると、桃園空港での払い戻し金額は08年1億6,700万元、09年2億8,000万元と過去3年間、年50%のペースで増加している。