ニュース その他製造 作成日:2011年2月21日_記事番号:T00028330
太陽電池大手、昱晶能源科技(ジンテック・エナジー)の潘文輝総経理は18日、製品価格は1月に谷底をつけ、今年は6月まで毎月2%ずつ上昇し、昨年11月のピークを回復するとの見方を示した。ただ、原料不足で粗利益率に影響が及ぶため、生産量を前年比で5割拡大して好業績を維持したい方針だ。19日付経済日報が報じた。
同社は昨年の生産能力930メガワット(MW)に対して生産実績827MW。今年は4月の新規生産ライン稼働を経て、8月段階で総生産能力が1.5ギガワット(GW)に達する。通年の生産目標は1.2GW。昨年通年の利益は40億台湾元(約114億円)以上に達した。
太陽電池市場の供給過剰懸念に対し潘総経理は、今年のポイントは川上のポリシリコン供給にあるが、現段階で依然不足状態だと指摘。中国など競争力の無い中堅メーカーにとって最も厳しかった昨年12月も、同社の生産ラインは満杯状態を維持したとして「影響は限定的」との見方を示した。
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