ニュース 電子 作成日:2011年2月21日_記事番号:T00028336
発光ダイオード(LED)パッケージング(封止)の東貝光電科技(ユニティ・オプト・テクノロジー)はこのほど、中国の液晶パネル大手、京東方科技集団(BOE)と秘密保持契約を締結した。ユニティは今後、京東方が手掛けるパネル用LEDバックライト光源の主要サプライヤーとなる見通しだ。同社は京東方からの受注に対応するため、4月にも北京工場に着工、年内には月産2億個を目指す。21日付経済日報が伝えた。
観測によると京東方は、北京で第8世代パネル工場が6月にテスト生産、10月に量産に入るほか、10世代工場の設置も計画しているとされる。また、安徽省合肥市でも8.5世代工場を建設する計画で、膨大な量のLEDが必要になると見込まれるため、ユニティとの提携を決めたとみられる。
ユニティはLEDテレビ向けバックライトでは台湾最大手。サムスン電子やLGエレクトロニクスの主要サプライヤーとなっているほか、今年はソニーとシャープからも受注を獲得。また、京東方と肩を並べる中国パネル大手、TCL集団にも供給している。同社売上高は今年、70%の成長を見せ、120億台湾元(約341億円)を突破すると証券会社は予測している。
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